中華ドラマ聖地巡礼ツアーに参加したオタク③

聖地巡礼ツアー

お待たせいたしました。いよいよ中華ドラマ聖地巡礼ツアーの個人旅行編です。
ツアーは7/18からでしたが、私は前乗りして、7/17から上海へ行きました。

今回の記事はツアーとはまだ関係がなく、完全に私だけの体験記となりますが、お世話になったのでツアーの主催者様をご紹介します。

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この記事の注意点

  • この記事はあやじ(筆者)の主観での体験や感想のみを正直に記載しています。
  • ツアー内容については、もし質問されても答えられないことが多いです。(私はただの客で、単純に分からないからです。)
  • 情報は2024年7月のものです。今後無くなったり、変動する可能性があります。

今回の内容は、初の海外旅行でビーフもオムレツも分からない私の旅行記です。(機内食の話)
中国俳優、TFBOYS、时代少年团あたりの話も出てきます。
分量的には俳優1、TF6、体験談3くらいの割合です。
今回も余計な話多めなので、とてもボリュームが多くなっておりますが、お付き合いいただけますと幸いです。

前回はこちら↓

初の国際線搭乗

3:00 起床

6/17の朝……というかまだ深夜。
3時に設定したアラームで起床する。
いつもだったら早めにかけたアラームは鳴ってから、1時間はゴロゴロしちゃうタイプだが、頑張って起き上がる。

さっさと準備し、荷物の確認に時間をかける。
国際線は乾燥するから、メイクを落とす人が多いというネット情報を見て、スキンケアと日焼け止め、眉毛だけ書きました。
ドタバタしながら家を出て、駅まではなるべく静かに移動する。早朝だけど暑い。
寝起きを見たことがある人たちの話によると、朝の私は死人のように顔が白いらしく、よりによって白いワンピースを選んでしまったため、もしかしたら死人が徘徊しているように思われたかもしれない。小雨が降っていたので、現地で可愛い日傘探そうと思っていましたが、日本から折りたたみ傘を持っていきました。

始発の電車に乗ると、スカスカだけど思ったよりは人が乗っていました。

5:40 羽田第3ターミナル駅到着

第3ターミナルは初めてでしたが、国内線の飛行機に乗る時いつも第1か第2か間違えるので、選択肢一つなのは迷わなくて済む。
チェックインカウンターは3階だったので、他の方達について行きました。

私のチェックインカウンターはS。アルファベット順に並んでいるので、広いフロアを端の方まで歩きます。

しかし、Sが無い!!
明らかに中国人旅行客が多く、ここらへんにありそうなのに、フロアマップを見てもSはありませんでした。早朝から様々な国の人を相手に忙しそうな案内係さんに聞くと、Sカウンターだけは1階にあるらしい。なぜ。親切な案内係さんにお礼を言い、急いで1階に向かいます。

6:00 チェックイン

1回に着くと、ようやくSのチェックインカウンターが!!
結構並んでいました。ここでチェックインと、荷物を預けます。何となく不安だったので、キャリーケースだけ預けて、ボストンバッグは機内に持ち込むことにしました。

6:15ごろ 空港探索

もうチケットを受け取ったので、7:55に搭乗口に間に合えばいいだけです。手荷物検査を考慮しても時間が余るので、空港内を探索しました。

5階に展望デッキがあったので、そちらに向かいました。もう雨は降っていないような天気でしたが、いい景色とは言えませんでした。でも記念に写真を撮ります。私の乗る予定の飛行機は見えませんでした。

余宇涵の齿轮小卡です。隙あらば推しと撮ります。

一個下の4階は、和風の店構えをした飲食店やお土産屋さんが多く並んでいます。しかし、だいたいは8時以降開店が多く、営業開始しているお店は少なかったです。
ここの空いているベンチで寝ている人たちが多かったです。

和食のお店が多かったですが、海外の方々にはホットドッグなどのあるカフェが人気そうでした。

6:30 朝食

私は朝からガッツリ食べたい派なので、朝ご飯を食べに行きます。
うどんが好きなので、うどん屋へ。
色々美味しそうなメニューがありましたが、どれも空港価格で結構高い……
旅行前に浪費したくないのでこの中で安めのきつねうどんにしました。
そして無料で1玉半にできるので、増量しちゃいました。

うどんが運ばれてきた時の感想は……

でっっっっっか

写真じゃ分かりづらいかもしれませんが、洗面器持ってきた??というくらいの大きい器に、指いっぱい広げた手よりも大きいお揚げ。

きつねといえば丁程鑫。写真を撮っていただきます。
食べ応えはありましたが、大きいのは器なので普通に完食しました。

7:20ごろ 手荷物検査

ゆっくりご飯を食べた後、手荷物検査に行きます。
規定を守れば特に難なく通過。
しかし、私はペットボトルを持っていました。
通過前にペットボトルが禁止なことを知ったのですが、私の以前の経験だと国内線だと未開封はOK、開封していても検査にかければOKだったと思うんですよね。
しかし、国際線は未開封でも一切ダメらしいです。
朝ローソンで買った未開封の天然水(110円)を泣く泣くゴミに捨ててから検査を受けました。

あと、カゴに荷物を入れるのですが、片付けは自分でやります。
この時、海外の方々はカゴはそのままで、そのカゴを日本人旅行者がついでに片付けているパターンが多かったです。なんか日本人の国民性って感じがするなあ〜と思いました。

8:20ごろ 飛行機に乗る

私が乗ったのは中国東方航空。
7:55から搭乗開始で、8:40出発予定でした。
7:50ごろから列に並んでいましたが、私が座席についたのはこの時間です。
だいたい9時過ぎくらいに離陸したと思います。
いまだに初めて飛行機に乗る5歳児のように、窓際の席で景色を見るのが好きです。

日本だと一人一人シートベルトの確認とか色々点検しているイメージでしたが、全然そんなものなかったです。ちゃんと締めましたけども。

飛行機の中ではスマホなどは機内モードにしているので、インターネットができません。
座席正面のモニターで映画などが見れますが、色々見ていると知っている顔が!

音楽の項目にTFBOYSが!!!

左下の3人の男の子の写真が、TFBOYSです。
TFBOYSは时代少年团の直属の先輩です。

しかし音楽の中から全部探しましたが、TFBOYSの曲はありませんでした。何故写真を載せた!

私はiPadにU-NEXTで馭鮫記をオフラインダウンロードしていたので、それを見ていました。
ちなみにいつリクライニングしていいのか、自分も周りの乗客も分からない感じで空気読みしていました。ずっと揺れているし、出発1時間で尻が痛い。

およそ着陸1時間前 機内食

初の機内食体験です。
うどんから4時間くらい経っていたと思うので、私は普通に食べられます。
キャビンアテンダントさんに英語で何か聞かれましたが、全く分からない。
ビーフorフィッシュみたいなことを聞かれているが、フィッシュではないことはわかる。

隣が日本人だったので、なんて言っているのか聞きました。
牛肉かオムレツかという質問だったみたいです。
こういうのちゃんと覚えておいた方がよかったな〜

飲み物を聞かれた時は「咖啡」と中国語で言ってみました。
通じたので嬉しい。

こちらが行きの機内食です。牛肉にしました。
感想としては結構美味しかったです。日本人が食べやすい味をしていました。
というかヨーグルトは日本のヨーグルトじゃん。
真ん中上の黄色いケーキは柑橘系の味でしたが、そんなに……という感じです。
隣の日本人は残していました。
あと、コーヒーは不味かったです。

まもなく中国……というところで、いよいよ陸が見えてきます。
そこで印象に残った景色がこちら

海が黄色い!!
左側が青い海で、右側が黄色い海(中国側)です。

無知で申し訳ないが、おそらくこれが黄海というものなのか。
しかし、こんなにも海の中に境界線がはっきりとあるのはなんでだろう?

それから、機内でキャビンアテンダントさんから入国カードという青い細長い紙をもらいます。
全員に配られるのではなく、申告制です。
これを機内で事前に記載しておきます。

10:47 着陸

予定より8分早い着陸です。ここから先は、現地時間での記載になります。
着陸で当然揺れますが、終始揺れていたのでそんなに気になりません。

ずっと降りることが出来なかったので、このタイミングでSIMカードの入れ替えをしました。
もしSIMカードを機内で落としたら見つからないと思うので、本来は安定した明るい場所でやった方がいいです。

11:30 降機

ようやく飛行機を降りることが出来ました。到着してすぐ、我慢していたので真っ先にトイレに行きました。
印象は思ったより綺麗でした。トイレットペーパーもありますし、自動で出てくるハンドソープもあります。水圧も十分です。
ただ、私の大きいお尻でも落ちそうなくらい、なぜか便座が大きかったです。

その後、道なりに進むと進むと駅のような場所に行きます。入国審査や荷物の受け取りは一駅先らしく、来た電車に乗り込みます。

11:50 入国手続き

まずは指紋登録です。数台並んでいる機械にパスポートを置くのですが、置くと日本人と認識され日本語の案内音声が流れるため、指示に従い登録します。

入国カードも機内で書き忘れたらここで書けます。

登録した後後ろを向くと、入国審査の列があります。
この列が全然進みません。パスポートや会話内容から日本人がちらほら見えますが、観光よりも仕事で来ている人が多そうでした。

30分以上は並び、ようやく審査完了です。入国カードとパスポートを出し、ほぼ待つだけで特別難しいことはありません。

審査が終わり、
ようやく中国に入国!

特にまだ実感があるわけではありませんでしたが、入国できて一安心。
その後荷物を受け取り、メイクをして空港を出ました。

地下鉄に乗って上海市内へ

13:10ごろ 地下鉄前到着

これから市内へ行き、まずはホテルに行きます。
地下鉄が移動手段として一番安いので、地下鉄の駅に行きます。
駅までは結構歩きました。

すると、みんなスマホで入っていきます。
もうインターネットは使えるので調べると、アリペイで支払えるらしい。

しかし、私は払うことが出来ませんでした。

ネットの情報通りに進めても、ページ読み込み中から変わらず、使うことが出来ませんでした。
すると、ちょうどすちんさんがWeChatに浮上!!
急いでチャットします。

グループのチャットで、相手はすちんさんです。日本に帰ってからスクショしたので14時台ですが、現地は−1時間。
大丈夫かと思いますが、許可とっていないので念のため名前隠します。
言ってあったつもりだったが、言っていなかったのか驚かせてしまったかもしれない。

個人チャットで色々教えてもらいましたが解決はせず……
ここで券売機があることを教えてもらいます。

日本とは全然違うので気づきませんでしたが、ちょっと離れたところに券売機があります。
その上には路線図もあり、どこまでいくらかかるかが書いてあるので、目的地までの金額分の乗車券を買います。
支払いはアリペイもWeChatPayも対応しています。空港は機械によって現金のみ?で使えないものもあったのでご注意ください。

ここで現地の支払いデビューとなりました。

13:30ごろ ようやく初の地下鉄

中国の地下鉄は、大きい荷物は検査が必要になります。
ベルトコンベアに乗せるだけなので、毎回面倒くさいだけです。
入る時は、ICカードのように乗車券をタッチします(たしか)

目的地までは、2号線に乗り1時間10分くらい。
始発なので余裕で座れますが、日本とは違い椅子は固かったです。

初の中国の地下鉄乗車券。

地下に入る前に外の景色は見えるものの、空港の近くだと自然だらけで、まだ中国感は感じていませんでした。
しかし、目的地に近づくにつれ、人が増えてきます。
これはあまり人に共感されたことがないのですが、私としては中国人って独特なにおいがするんですよね。全員ではないですが、人が増えこの匂いも結構強くなると、異国感が増してきます。

南京东路

14:30すぎ 南京东路到着

改札を出るときは、乗車券を切符のように入れて出ます。ここでいきなり目に入ったのがこちら

ここは天国か?





TFBOYSの易烊千玺のめちゃくちゃデカい広告が歩いても歩いてもある!!
易烊千玺は俳優としても活躍しているので、ぜひよろしくお願いします♡

まだ街に出てもいないのに一人で大はしゃぎ。
歩くたびに日本では決して見ることのできない明星たちの広告が。

もっと探し回りたい気持ちもあるが、地上に出ると……

ゴンジュン
キタ━━(゚∀゚)━━!

流石にテンション上がるくらい、大きなゴンジュンの巨大広告。
ゴンジュンファンの参加者様たちに共有したくて写真を撮ります。
この時点ではもしかしたら通りかかる可能性を考えて、この日の写真は共有していません。

そして同時に感じたのが

非常に暑い!!

なんだかスチームサウナにいるような感覚で、汗だけではなく湿気で濡れているような状態になります。即暑さ対策グッズを出し、ホテルに向かいます。

なんとなく撮った中国のポスト。レトロで可愛い。

最初に感じたのが、バイクがやばい

急に来るし、乱暴で結構怖いです。
ツアー中に聞きましたが、バイクはマナーが終わっているので、自分のためにも道を譲ったほうがいいらしい。

あとは自転車の数が異常。これは事前に知っていて、アプリで支払いすれば借りて乗り捨てができるレンタルサイクリング。主に黄色と青い自転車がそうです。
外国人も使えるものがあるので、今回は機会がなかったけどいつか使ってみたい。

ちなみに中国観光で必須だと思ったアプリはこちら。

  • 高德地图
  • 百度地图

どちらもGoogleマップのような地図アプリです。念のために両方入れていきましたが、どちらか使いやすい方で大丈夫です。
車のナビから、電車の乗り換え案内、徒歩でのナビもできます。

まずは銀行に向かいます。
空港は手数料が高いらしいので、ネットの情報を見て中国银行で中国元に両替しようと思います。
行くと、ドアは空いているけどなんか空っぽ……?
看板もあるけど、銀行という感じがしません。

中から出てきたお兄さんに、銀行は営業しているか聞くと、まさかの『改装中』だったそうです。
なんというタイミング……😭

しかし、ここにいても時間の無駄です。ひとまずホテルに向かいます。
今回泊まったホテルは『子鱼居』というホテルです。

フィッシュ イン イースト南京路 (子鱼居酒店南京东路店)

選んだ理由は

  • 空港から1路線で行けて、この日に行きたい場所リストの中心地
  • 駅から徒歩5分とアクセスが良すぎる
  • 日本人からの評価がそこそこ良いこと
  • 清潔そうな場所
  • 何より余宇涵のあだ名が「小鱼儿」で、私が鱼に敏感なため

こじつけですが、ホテル選びもオタ活です。

場所は本当に近いですが、ここ本当に入って良いのかな……?と思うような路地に入り口はあります。守衛さんに止められるのではと謎にドキドキしながら進むと、ちゃんとありました。

この玄関の両脇とかに赤い紙貼ってあるの中国感感じる。

中に入ると、原宿や代々木にありそうな、ひっそりとしたカフェみたいな雰囲気。
外観とは違い、現代風です。

14時からチェックイン可能だったので、チェックインしに行くと、タンクトップのお姉さんが迎えてくれます。
パスポートと予約表見せ、確認中に私もホテルの注意点を確認。

部屋は泊まれればいいという感じだったので、一番安い部屋を予約したのですが、「部屋をアップグレードしたよ」と言われました。
谢谢とお礼を言うけど、お姉さんはパソコンに何か打ち込みます。
すると、わざわざ日本語に翻訳して「部屋をアップグレードしたよ」と見せてきました。
喜び方が足りなかったのかと思い、大袈裟に感謝したら部屋の鍵を渡してもらえました。

部屋に行くと、清潔感があるという意味で綺麗でした。
おそらくメゾネットタイプのデラックス スイートという部屋になったのかと思います。

しかし、時間は有限です。要らない荷物をその辺に投げ、ホテルを出ます。
見てみたい場所はそこかしこにありましたが、地下鉄に向かいます。

上海月星环球港(広告巡り)

16:15 上海月星环球港到着

南京东路から10号線、乗り換えして13号線に乗り、金沙江路に向かいます。
ちなみに、一人旅行は経費節約のため地下鉄と徒歩で頑張ります。
この時、乗り換え地の一大会址・新天地までの代金しか払わず乗ったので、出る前に金沙江路の駅員さんに話しかけ、残りの代金を支払い改札を抜けました。
翻訳が出来る、スマホのある時代で良かった。

目的地は「上海月星环球港」
巨大なショッピングセンターです。

こちらは外に出て写真を撮りましたが、地下鉄の駅から直結しています。

中国でも大人気
鬼滅の刃の禰󠄀豆子がいきなりお出迎え。

丸一日ここで遊べそうなほど、広くて綺麗な場所です!

私は最初からあるお店に行きたくて、ここに来ました。
しかしここも誘惑の嵐。

王俊凯だァァァアア😭😭😭

他にも広告たくさん!

アレンさんも、ちっちゃかったですが居ました✨

上海月星环球港(织趣)

16:30ごろ

中をウロウロしていると、ようやく目的地に辿り着きました!

织趣』という漢服屋さんです!

漢服を日常に』というコンセプトで、伝統と現代を掛け合わせたファッションブランドです。
(公式は日本語対応している訳ではないので、個人の大雑把な解釈です。)

※下記3枚はショップ公式の画像です

めちゃくちゃ可愛くないですか!?
写真や動画で見るだけでも幸せだったんですが、今回行ける範囲だったので、ついに来ちゃいました!!

ドキドキしながら入ると、憧れのガチ漢服だらけ!!
日本からでも漢服は通販で取り寄せられますが、実際に触って試着することができます!

ちょっと見ていると、すぐに店員さんが話しかけてきます。
私は正直に、外国人旅行者であることと、ネットで見て来たかったと伝えました。

日本人か韓国人か聞かれ日本人と答えると、スマホでわざわざ日本語に翻訳して店の説明をしてくれました。
马面裙という腰に巻くスカートが、一番の売りだそうです。

「試着できるよ〜ピンクは好き〜?」

正直一人でじっくり全部見たい気持ちだったが、めちゃくちゃ接客についてくれる。
「ピンクは好きじゃない、白と黄色と緑が好き。」
そんなことを伝えると、ピックアップして持ってきてくれました。

試着は先に貸し出しのインナースカートを履き、店員さんが、スカートを巻いてくれます。
向かい合わせの大きい全身鏡で見れるので、前も後ろもよく見えます。

ちなみに試着の時にたくさん使ったワードはこちら

「我想试试这个」「喜欢」「不喜欢」「多少钱」
あと色の名前です。語彙力が無くてもこれで乗り切りました。

平日で私しか客がいなかったのもあるのか、いつの間にか店員さん3人が私についていました。
店員さんが色々おすすめしてくれるのですが、3回に1回はピンクを薦めてきます。
私はパステル系のピンクが似合わないので毎回断りました。
確かに店員さんの马面裙もピンクだけども。

そんなこんなで上下合わせて20着は着たと思います。
店員さんの怒涛の接客で写真は全く撮れていないのですが……
(写真OKな場所っぽいです)

私はこれ!というのを決め、やっとお会計をします。
ブラウスと马面裙あとインナースカートを1着ずつ。
たくさん薦めてくれたのに、円安だから爆買いできなくてごめんね。

しかし、ここで事件が起きます。

お会計が出来ない!!

レジで当然のごとく、アリペイを出します。
ですがエラーが出ました。なぜだか分かりませんが、無理ならとWeChatPayを出します。
しかし、こちらもエラーで決済できません。

「信用卡!!」と、持って来ていたクレジットカード2枚を試します。
こちらも決済できませんでした。

どれも問題が全く、利用上限も大丈夫なカードなので、本当に原因がわかりません。

涼しいお店の中で、冷や汗がダラダラです。
あ、もう自分の服に着替えているのでご安心ください。

こんなにお世話になったのに、支払いができないので帰ります。なんて絶対嫌だ!!
自分も欲しくてここに来たんだし。

もう一回WeChatPayを試してみると、英語でメッセージが出て来ました。
「The bank declined the transaction due to the risk. Please contact bank for more details.」

翻訳にかけると、こういう意味みたいです。
「銀行はリスクを理由に取引を拒否しました。詳細は銀行にお問い合わせください。」

私の予想ですが、不正利用とかかと思ったんでしょうか。
中国では乗車券代しか今の所払っていないので、少なくはないお金の海外利用に対し、ブロックしたのかもしれません。

じゃあ結局どうしたの?
というと……

気合いです

私だけでなく、店員さんも頑張ってくれました。
飲み物まで出してくれて、「ゆっくりでいいよ〜」と気遣ってくれました。
ちなみにお湯です。

結果、クレカを読み込む機械を別のものにしたら、決済が通りました。
正直何が原因だったのかはわからないですが、執念が届いたのでしょうか。
無事決済が出来たので、商品を受け取ることができます。よかった……

帰る前に、スカートの巻き方を教えてあげるとレクチャーを受けました。
それから、かんざしのおまけをもらいました。

店員さんにまた来るね〜と言い見送っていただいた後は、急いで次の目的地へ。
駅に向かおうとすると、お姉さんに声をかけられます。
日本でもよくあるような、サンプルを配布している店員さんです。

めちゃくちゃ早口でマジで分からなかったので
「外国人だからわからない〜ごめんね〜」と言うと、
「え!仕事帰りのお姉さんかと思った!外国人なの!?」とめちゃくちゃびっくりされました。
どこの国か聞かれたので日本人だと言い、なんやかんやでバイバイ〜と別れようとしたところ「ジャーナ!」と言われました。

最初急すぎて分からずポカンとしていると、「日本語で再见はジャーナでしょ!?ジャーナ!」と言って来ました。彼女はじゃあな!と別れの挨拶をしていたのです。
わかるとめちゃくちゃ面白いのですが、絶対少年ジャンプ好きじゃん。ハイキューとか好きそう。(偏見)

私もじゃあな!と言ってお別れしました。

途中で見つけた寿司屋。究極の美味しさらしい。

微店Park

18:20ごろ

金沙江路から13号線に乗り、汉中路で12号線に乗り換え曲阜路に行きます。
この時知ったのですが、乗車券はモニターに映る駅名をタッチすると、そこまでの金額が自動的に計算されるようです。今まで上の路線図から金額を調べていましたが、不足賃も発生しないのでこちらの方が楽です。
前に並んでいたおばちゃんから学びました。ありがとう。
逆に後ろのおばちゃん、早く欲しいからって、そんな密着しないでください。

王俊凯を発見!

次に向かうのは「静安大悦城」
なぜここに向かうかというと、友達のおすすめスポットだからです。

江蘇省に住む友達が、上海の人に聞いてくれました。
そう、时代少年团にまんまと釣られました。

时代少年团はオンラインでしかグッズを販売していないので、もちろん非公式グッズでしょう。
でも行って良かったと思いました。

わーい时代少年团のパネル!!!

ネットでよく見るお店です。
ここのパネルはよく変わるし、このパネルを好き勝手入れ替えて写真を撮っている人が多いイメージです。

日本人が来たぞ〜という証拠写真(笑)

あとここでも声をかけられ、「中国語できるの!?」とヘアクリップもらってノリで微信交換しました。
この日観光客なのに道聞かれたりと、かなり声をかけられました。
中国人のコミュニケーション能力が凄まじい。

あとここには、棉花娃娃の衣装も売っているからです!

結構種類が多いし、棉花娃娃自体から靴などの小物まで売っています。
だけど、ほとんど女の子用の可愛い系で、男の子用が欲しかった私の欲しいものは見つからず。

他には、中国や韓国の芸能人の非公式グッズの取り扱いが多いです。
韓国アイドルだけ官方とあったので、公式もあったかな?
こういう感じで日本にも、ジャニーズとかの非公式グッズのお店が原宿にあったイメージ。
今もあるのかは知りません。

王一博と肖战(主に陳情令)

肖战のパネルもあります。

时代峰峻コーナー

一代から四代まで勢揃い。
余宇涵の画像2021の睫毛弯弯だけど古くないか。


静安大悦城では日本の作品のコスプレをしている人も多く、池袋のサンシャインシティとかのような雰囲気だったと言えば伝わるかな。
ここはそんな感じで、他にもお店をちょっと見た後、南京东路に戻ります。

滨江公园

19:10ごろ

南京东路に戻ります。するとすごい人だかり!

若干ぼかしたので見えるか分からないですが、画像真ん中に人がたくさんいて、みんな横断歩道待ちです。渋谷のスクランブル交差点のような信号待ちです。
偏見ですが、みんなちゃんと信号守るんだな〜と思っていたら、警察が整備しているだけでなく、迷彩服の人がライフルのようなものを構えています。
1日目でそれを見たので、何かあったら即撃たれるのではと、結構ドキドキしながら横断歩道は渡りました。

ホテルに戻り、荷物を置きます。
ちなみにホテルのある路地というのがこちら

中心に「子鱼居」と書いてある看板があるところです。この道の右側にあります。
ホテルの室内については後ほど。

そう、まだこの日は終わりません。

再び身軽になったら、南京东路の街に繰り出します。
途中で通った中国李宁。

李宁はお店が多い場所だと大体ありました。
去年の7月に、祺鑫贵州Vlogで李宁の広告を撮っていて、李宁は今も代言やっているのでワンチャン無いかなと思っていきました。残念ながら、この時はなかったです。
中国から帰って来た後、新しい広告が出たので、今だと逆にあるかもしれない。

Screenshot

次の目的地は滨江公园です。
簡単に言うと、外灘を川で挟んだ向かい側にあります。
まだ体力が有り余っていたので、トチ狂って徒歩で行こうとしましたが、バイクとかが怖くて諦めました。

そんな感じで2号線の陆家嘴で降り、目指すは滨江公园の6号门。
地下鉄の駅からエスカレーターを登ると……
東方明珠塔上海タワー!上海ワールドフィナンシャルセンター

私の写真技術がなく申し訳ないですが、本当に圧巻でした。綺麗だし大きい。
しかし私はオタクです。ここは通り道。
本当偶然通りかかり、ここにあることを知りませんでした。

20:30ごろ

ここから徒歩20〜30分くらい。
人も多く、円形の通路でどこの階段を降りればいいのか分からずちょっと迷いました。

ようやく滨江公园に辿り着き、登り切ったところで振り返ると……
あった!!

一見ただの道に見えますが、ここがどう言う場所かというと、
时代少年团が2020年上海行VLOGで訪れた場所です!

Screenshot

4年前なので、多少変わってはいますが、間違いなくここです。
本人たちが実際にに来た場所と言う意味では、私の初聖地巡礼地です。

さらに奥、川の方に向かうと、めちゃくちゃ綺麗な景色が!
川の向こうに煌びやかな外灘が見えます。
※動画↓

この日は时代少年团の動画と違い、本当に人が多くてなかなか写真を撮るのは難しかったですが、彼らのいた場所は変わっていなくて見つけるのも簡単でした。

みんなが座ったり写真を撮った場所

角度は違いますが、张真源が寄りかかって自撮りしていた場所

马嘉祺撮影大会会場
後ろのハーゲンダッツのお店は変わっていません。
みんなが川の方の写真を撮る中、階段の写真ばかり撮る変な人という目で見られていたかもしれません。

奥に見えるお兄さんは、補充にきたお兄さんです。
補充途中からすごい人だかりになりました。

みんな「冷たいのある!?」と聞いていて、冷たい飲み物に飢えていました。

人がいなくなり、ようやく近づけました。
私も買ってみようとしたのですが、途中で電話番号認証が必要だったので諦めました。
(中国用のデータSIM利用中のため)

马嘉祺が撮った写真と同じ景色。
私が行った時は、肉眼でもこのくらい明るかったです。(無加工)

やっぱり写真って大事だなと思いました。
見返してみると、本当に私はここに行ったんだという実感があります。

初の中国ひとりご飯(陳香貴)

21:40ごろ

聖地を堪能した後、再び煌びやかなタワーたちの横を通り、駅の方に向かいます。
流石にご飯を食べたくなってきたので、適当にお店に入りました。
駅前なのでおそらくハズレということは無いだろうという安直な考え。

麺料理のお店の前に立っている店員さんに「有没有不辣的?(辛く無いものはありますか)」と聞くと、私の辿々しい中国語を聞き取ってくれて、「あるよ!これとこれと〜」と言ってくれたのでここに入ることにしました。

席に通されると、店員さんはどっかに行ってしまいます。
席にはQRコードが貼ってあり、それを読み込んでみると注文画面。
日本でも最近あるモバイルオーダー方式のようです。

Screenshot

画面はこんな感じで、中国語多少読める方だったら難なく行けるかな〜とは思います。
ただメニューの種類もいろいろあり、じっくり見て決めたい私が悩んでいると、いきなり料理が運ばれて来ました。

先払いだと思うので、まだお会計してないけど!?
と翻訳画面で言うと、「要らないの?」と言われてしまったので要りますと答えました。

辛く無いものを作って、持って来てくれたようです。
こちらがバーコードを出し、読み取る方式で決済してくれて、店員さんおすすめのものを食べることになりました。(おそらく一番標準的なもの)

ここで思い出しました。ようやく初の中国での食事です。
機内食がずっと胃にいたし、中国に興奮しすぎてアドレナリンやらドーパミンやらで、おやつさえも食べようという感じにならなかったんですよね。
今思えば、一人でもっと中国グルメを堪能してみたかった。

そして、食べたのがこちら

牛肉、パクチー、小ネギ、あとは大根なのかなこれ
通常は辛いものが入っていて、私は一切入っていないものにしていただきました。

スープを飲んでみると、めちゃくちゃ美味しい!!
日本には無い味ですが、私は大好きでした。

麺は細麺で、モチっとした柔らかい麺です。
ただめちゃくちゃ絡んでいました(笑)

パクチーはどちらかというと苦手だったのですが、この麺では全然大丈夫でしたね。
個人的にですが、日本風の味付けにはパクチーが合わないと思うんですよね。
中国ではこの日以降もパクチーを食べる機会が結構ありましたが、美味しいと思いました。

牛肉もそれなりに入っていて、30元前後は安いんじゃないかなと思います。
どうやら、この後調べてみると、このお店「陳香貴」は、人気チェーン店だったようです。

ただ……残念な点が一つ……

お茶が甘い!ぬるい!!

熱々の麺を食べ終え、お茶を飲むと、ぬるくて甘いものが喉を通ります。
あの味はなんなのか今もわからないのですが、お茶にガムシロップ入れたの?みたいな味です。

日本だったらラーメン屋でガツンと冷えたお冷やが来ると思うのですが、本当に絶妙にぬるい。
最後にそれを飲んだので、結構モヤッとしました。

口をさっぱりさせたく、冷たい飲み物を飲みたいと思いながら、今度こそホテルに戻ります。
機会があればもう一回食べに行きたいお店でした。

就寝

22:10ごろ

ホテルに戻る前に、飲みものとシャンプーを買ってから戻ります。
日本でも売っている茶πのグレープフルーツ味。
実際に飲むのは初めてでしたが、美味しかったです!

ホテルのコンセントは、どこのホテルもこんな感じでした。
日本のコンセント(タイプA)を一番上の穴に挿せば使えます。

買ったシャンプーはこれ。(日本に帰ってから撮りました)
最初から現地のシャンプーを買ってみようと思っていて、薬局に行きましたが、どれも日常で使うような大きいボトルのみだったので、日本にはなく唯一小さいものを買ってみました。シャンプーガチャです。

後から調べてみたら、アメリカのシャンプーみたいで、王一博も代言やっていたシャンプーでした。
中国オリジナルではなかったのは残念😅
だけど中国俳優オタクにはふさわしいかな。
使った感想はめっちゃスースーする。実際頭皮に優しいかは知らないけど、清涼感かなり強いので、そういう刺激に弱い人は注意かも。

私はこの1日の汗や汚れがサッパリ落ちるような感じがして好きです。
中国にいる間お世話になりました。

トリートメントは时代少年团のKERASTASEセットのがあったので、そちらを持って来ました。

買った漢服がこの中に入っています。
この漢服は、19日に着ました😆

部屋の話だと、あとはテレビとエアコンが1階と2階にあり、L字型のソファがくつろぐのにめちゃくちゃいいです。自由に飲める水と雪碧(スプライト)が三本ずつ、冷蔵庫もちゃんと冷える、ドライヤーもあるという感じで泊まるだけの場所としては十分でした。
室内用使い捨てスリッパもあり、歯ブラシセットも無いと書いてあったのに用意されていました。
ただ、どこのホテルもそうでしたが、毛先が細い歯ブラシだったので、それが嫌な人は用意したほうがいいです。(私は自前のものを使用)

荷物置くだけでしか部屋に入っていなかったので、2階にあるベッドはまだ見ていません。
階段を上がりベッドを見ると……

なにそのおまけベッド

右のベッドは多分クイーンサイズ。この部屋タイプは本来キングベッドが置いてあるらしいので、横のおまけも足してキングサイズだよってか。やかましいわ。

本来この部屋を予約していたわけでは無いので全然いいが、え、どうする??
祺鑫をクイーンベッドに寝かせて私そのおまけベッドで寝る???

そんな感じで見せられないようなくだらない人形遊びをしたりごろごろした後、0時半くらいに普通に大きいベッドで寝ました。

以上で中国1日目、『個人旅行編』終了となります!
次からいよいよ、聖地巡礼ツアー1日目となります!
5日以内に次を出すという目標で書いているので、また読んでいただけると嬉しいです!

コメントもお待ちしております!一番下からお願いします!

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